この記事では、派遣事業報告書について簡単にご説明をいたします。
派遣元事業主の義務
派遣元事業主は、年に1回、厚生労働大臣に提出しなければならない書類があります。
その書類は、労働者派遣事業報告書と収支決算書および派遣割合報告書です。
この報告書によって、労働者派遣の就業実績や労働者派遣事業の全体像を把握し、需給の調整を目的とした定期的な調査をしています。
そのため、すべての派遣元事業主は労働者派遣法の規定により、労働者派遣事業報告書を提出することが義務とされています。
提出は、実際に労働者を派遣したかの有無ではなく、労働者派遣の許可や届け出がある場合には必要となります。
提出書類
※提出書類はすべて3部(正本1部、写し2部)必要です。
労働者派遣事業報告書
(年度報告)(6月1日現在の状況報告)
様式第11号
提出期限 6月30日まで
労働者派遣事業収支決算書
様式第12号
法人で貸借対照表と損益計算書を添付する場合において、6欄、7欄の記載は不要ですが、様式12号(表面)を通知文として表紙に添付します。
提出期日 毎事業年度経過後3ヶ月以内
関係派遣先派遣割合報告書
様式第12号-2
提出期日 毎事業年度経過後3ヶ月以内
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