今回、弊社で従業員を中途採用することになりました。
中途採用をするにあたり、会社へ提出してもらいたいものをリストアップして、中途採用する方にリストをお渡しをしておきました。
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新しい従業員の雇用保険と社会保険の加入
ですが、マイナンバーだけがいつまでまっても提出してもらえませんでした。
そのため、どうして会社がマイナンバーを提出してもらう必要があるのか、ということを改めてお知らせして提出いただきました。
そのようなことがあったので、今回の記事ではなぜ会社にマイナンバーを提出しなければならないのかをまとめてみました。
企業とマイナンバー
通常、マイナンバーが利用されるのは、「社会保障」「税」「災害対策」です。
そのうち、「社会保障」「税」においては、従業員にかわって会社が手続きをするのでマイナンバーが必要になります。
社会保障の手続き
企業が従業員を雇用した場合、社会保険の加入条件に該当するようであれば加入手続きをします。
社会保険とは、健康保険・介護保険・厚生年金保険・雇用保険があります。
健康保険・介護保険・厚生年金保険の加入方法は、入社から10日以内に日本年金機構へ「健康保険・厚生年金保険被保険者取得届」を提出するのですが、この取得届にマイナンバーか基礎年金番号を記入しなくてはなりません。
どちらを記入しても大丈夫ですが、マイナンバーを記入すれば被保険者の住所欄は未記入で済みます。
介護保険は、40歳以上になると加入義務があり、健康保険と同様に給与から控除されます。
雇用保険の加入方法は、入社から5日以内に管轄のハローワークへ「雇用保険被保険者取得届」を提出します。
こちらの取得届にもマイナンバーの記入欄があります。
税の手続き
会社は、従業員に支払った給与について源泉徴収票や法定調書を作成し、各市町村や税務署に提出する必要があり、源泉徴収票や法定調書にもマイナンバーを記入しなければなりません。
この提出により来期の住民税特別徴収税額が決定されます。
まとめ
このように、会社が従業員を雇用したときの事務手続きや、給与を支払った報告を各市町村や税務署に提出する場合において、かならずマイナンバーが必要になります。
そのため、会社からマイナンバーの提出をもとめられたら速やかに提出しましょう。
勉強になりました(^^)
返信削除今後は自分のマイナンバーが分からない、なんて新入社員もたくさん出てきそうですね。
僕も労務の仕事をしており、興味深くブログを読ませていただいています。
またの更新を楽しみにしています!
kennyさん! コメントありがとうございます(*^^*)
返信削除kennyさんのおっしゃる通りで、マイナンバー通知カードもなくしてしまい、自分のマイナンバーがわからなくなってる方もおります。
今回、労務のお仕事をなさってらっしゃるkennyさんにコメントをいただけうれしいです!
労務もいろいろと大変ですよね(笑)
また更新した際には、よかったら覗きに来てくださいネ(^^♪